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学校長より

 「感じのよい白水小学校」



白水小学校は、山(中国山地西端)、川(阿武川下流の橋本川と、橋本川に合流する玉江川)、海(日本海)に囲まれた自然環境が豊かな地域にあります。

海に近い地区では、橋本川での勇壮な「萩の和船大競漕〜おしくらごう〜」、山に近い地区では「ホタル祭り in山田」などの行事が開催され、萩市内はもとより県市内外からのお客様もお迎えしています。
このような恵まれた地域の人・自然・文化を生かしたふるさと学習を推進するため、「山・川・海のめぐみと人と命をつなぐ地域連携授業」を行っています。

特にこれまで伝統的に取り組んでいる活動として、環境教育があります。その取組の1つである「ホタルの飼育」は、親ボタルを捕獲し、産卵、孵化、幼虫の放流を行う活動を行うものです。また、学校の前を流れる玉江川(白水川)の環境保全や整備も行っています。平成18(2006)年からは「やまぐちエコリーダースクール」にも指定され、「もったいない運動」等にも取り組んでいます。

本校の卒業生には、日本画家として高名な故松林桂月氏(文化勲章受章)がおられます。桂月氏は『磨[]し来たる三斗の墨 写し出す一株の松 五鬣[りょう]は風雨に乗り 深宵[しんしょう]に化[]して龍と作る(三斗もの大量の墨を磨[]って描き上げた一株の松、五葉の松葉をもつこの木は風雨に乗り、夜が更ければ時を得て変化して龍と変じるのだ)』という言葉を白水小学校に残されました。これは、桂月先生画『老松[ろうしょう]』に添えられた詩で、「努力を続けることによって白水小の子どもたちが成長することを期待する」という強いメッセージが込められています。

また、萩市は明治維新胎動の地であり、世界遺産『明治日本の産業革命遺産』のうち5資産を有する街です。その1つである松下村塾で教えた郷土の先覚者 吉田松陰先生の言葉を、子どもたちは朝の会で朗唱しています。

本校の学校教育目標は、「夢と自信を育み 知 徳 体 の調和のとれた白水っ子の育成」です。また、子どもたちは「感じのよい白水小学校」をスローガンとし、今自分がとるべき行動を自分自身で考えながら学校生活を送っています。

本校は、このような地域で育つ子どもたちに、これからの萩市、日本を担い世界にも目を向けることができる人に成長してほしいとの願いをもち、地域とともにある学校「コミュニティ・スクール」として教育活動に取り組んでいます。


特に、基本的な生活習慣や食育の観点から、コミュニティ・スクールの機能を生かして、心と体を支えるための取組を実践しています。これら取組を「心と体のハッピーチャレンジ」として体系化し、平成30年度に文部科学大臣表彰を受賞しました。


今後も学校と家庭、地域の方や関係機関とも連携を密に図りながら、健やかな児童の成長のために、そして、これからの地域のために一緒になって取り組んでいきたいと考えています。