萩市立川上小学校のある萩市川上地域は、人口約800人、約400世帯で、山口県北部の萩市の南東にあります。広さは東西12㎞、南北約14㎞、総面積約95㎢です。
 山口市阿東町に源流を発した阿武川が東西を貫き、地域の中央部には、昭和50年に完成した県営阿武川ダムがあります。
 地域の87%を森林が占め、林業が盛んで、杉や檜の造林が盛んです。平成元年に建築された現校舎は、地域の杉や檜の間伐材がふんだんに使われており、木のぬくもりが伝わってきます。
 名勝長門峡・阿武川ダム・阿武川温泉などの資源をもとにした観光産業などに力を入れていますが、過疎化により、児童数は減少を続けています。地域や保護者の学校に寄せる関心や期待は大きく、大変協力的です。子どもたちは、毎日楽しく元気いっぱい学校生活を送っています。  令和3年度から、本校と川上中学校は「分離型小中一貫教育校」となり、9年間の学びを通して子どもたちを育んでいます。また、川上活性化プロジェクトに取り組み、地域学習や地域貢献に努めています。