環  境
 
 本校校区は,平成の市町村合併により人口約6万人を擁することとなった萩市の中心部に位置し,中国山地に端を発する阿武川の下流,松本川と橋本川に抱かれ,日本海に面したデルタ地域全体をその範囲としている。
 ここは,慶長9年(1604年)毛利輝元が居を構え,防長2州の首都として以来約260年間毛利氏36万石の城下町として栄えた所であり,明治維新の発祥の地としても有名である。
 現在も武家屋敷や土塀,藩校明倫館,さらには町屋など江戸時代の城下町の遺構が数多く残り大切に保存され,夏みかんが香り,萩焼窯が散在する歴史的・文化的な都市地域となっている。
 地域住民は,郷土の伝統輝く精神的風土に対する誇りが高く,学校教育に関心も高い。